あおそら

自分のための走り書きらくがき帳 

2019-01-01から1年間の記事一覧

ぎんいろさん

生き方そのものが作品だ。時々は詩の形をとり、絵の形をとり、写真にもなる。引っ越しや買い物、失敗のしかたも自己表現であり、アートだ。そう思うと、成功とか失敗とかいう言い方も、意味がなくなる。すべて選びとったもののあらわれだ。選びとり方そのも…

80’s

「ランゲルハンス島の午後」を読んでいる。 文庫でなくて大型本。 むかしクラッシーという雑誌に連載されていたものの書籍化。 安西水丸の絵に添えられた肩の凝らない文章、という感覚で村上春樹を読んでいた。 だから文庫より大型本こそがお薦め。 ひさしぶ…

リハビリ その2

リハビリの先生変えてみたら、なんかいい。 前回は若い男の先生だったが、今回は中堅どころの女の先生。 気持ちがすり抜けない感じがする。 ちゃんと説明もしてくれる。 昼前だからといって、気持ちが昼ごはんに向かってあせってもいない。 ちゃんと仕事して…

リハビリ その1 ゆるめかた

手首の伸展がむつかしい。 整形外科のリハビリはいまひとつ。 動かさないと動かなくなりますよ、とどこか他人事のように言われる。 じゃあ動かし方教えてくださいよ。ふー。 自分で方法を探す。。。 ん? これいいかも。 www.youtube.com

みみざわり その1

関西人以外、とくに東京人が使う「めっちゃ」 どうしても気になる。 むかしのしゃれた言葉遣いに憧れる。 今ふれられるのは書物のなかだけ。 here we go ~

片手対策 その1

右手が使えればある程度のことはできるが、難しいこともいくつかある。 例えば、食器洗い。これが結構大変。食洗器があればね。 玉ねぎは転がってケガしそうになるも、解決。 最初に包丁の顎を玉ねぎにさして、そこを手掛かりに少しずつ切っていく。 手袋は…

ねこはねにもたない

猫と暮らしていて思う色々なこと。 猫は根に持たない。 すぐ忘れる。 ふだん可愛がっていればこそなのだろう。 がしかし、その気楽さよ。 その気楽さゆえに、自分には限りなく愛おしく貴重な同居人。 ねこさま。love。 カレンダー2020 岩合光昭×ねこ <卓上…

ストレス対策

骨折の痛みや、日常の動作を満足にできないことからくるイライラをやわらげる方法。 それは、ほんのささいなこと。 気に入りの茶を飲む。 風呂にバスクリンを入れる。 トイレの便座をあたためておく、等々。 一日のうちに気分がゆるむ瞬間をたくさん散りばめ…

ねこさま

猫ってやつは 猫ってやつは ばかなのに ばかなのに 今日も吾を見下ろす 本棚の上 威風堂々 写真集 必死すぎるネコ (タツミムック) 作者:沖 昌之 出版社/メーカー: 辰巳出版 発売日: 2017/09/15 メディア: ムック

書見台なるもの ブックホルダー

骨折して困ったのが風呂と食事と読書。 布団に潜り込んで本を読みながらでないと寝付けない体質のため、必死で探し当てたのがこれ。 子供用のおもちゃのようだが、これが一番使い勝手がよい。 文庫本もちゃんと読めた。 Rerii ブックスタンド 子供用 書見台 …

手首骨折の巻

テニスコートで転んで骨折してほぼ一カ月、やっとギプスがとれた。 手の甲はぷっくりと腫れ、指を曲げることもまだ難しい。 でも風呂には入れるようになったのでよかった。 あまりに煩わしくて買おうとしていたこんなもの買わずに済んだ。 防水シャワーカバ…

そしていまは

来月から、いろんなこと、自分のことを始めよう。 人生も実験、私は人生を実験している。 銀色夏生 空の遠くに―つれづれノート〈9〉 (角川文庫) 作者: 銀色夏生 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2000/07/01 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含む…

悩むのもばかばかしい、これでいくかぁ。

今後はイカちんのことは、あっさりと受け止めることにする。 風に木の葉がそよいでいると思おう。 鳥がちゅんちゅん、猫がにゃーにゃー鳴いていると思おう。 いいところもあるので、そういうところは、ほめよう。 銀色夏生 空の遠くに―つれづれノート〈9〉 (…

ことば

文語体てかっこいいよね。 これが、いたこニーチェみたいに関西弁になった途端に、格調らしきものは消えてしまうから、意識が言葉の影響を受けているのがすごくわかる。 日本語だけでもそうなのだから、異なる言語であればもっとだろう。考え方から違ってき…

老親対策 足腰編

床に座り込んで仕事をはじめたはいいが、いったん座るとそこから立ち上がるのに四苦八苦の老親。 なにかよいものはないかと探しているとこんなものを見つけた。 楽々健 立ち上がり補助手すり3段 【簡単組み立て】 出版社/メーカー: アジア資源株式会社 メデ…

現実

ただ現実を見るということではない、と思うんですね。現実というのはそれ自体、例えば自然や静物や人間の顔は、それ自体充実していて魅力が十分ある。それを描写という方法で描こうとすると、かえってベールをかけてしまうことになる。だから描写ではなく暗…

マネに共鳴した人その2マラルメさん

私たちに残された道はただ一つ 徹底的に現在に執着すること この世に執着することである 日常生活の一つ一つに熱い眼差しを注ぐうちに 何でもないつまらない物が 次第に精彩を放つようになる 〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ 作者: ポールヴァレリー 発売日: 2…

マネに共鳴した人その1ボードレールさん

画家は何を描くべきか 現代性とは一時的でうつろいやすく偶発的なものだが そんな人間の生活の中から神秘的な美しさを取り出さなければならない。 ボードレール全詩集〈1〉悪の華、漂着物、新・悪の華 (ちくま文庫) 作者: シャルルボードレール,Charles Baud…

モンタナの川と釣りと魂

昔わたしが若かったころ ”物を書くのは好きか”と父に聞かれ ”はい”と答えた 父は言った ”いつか家族の物語を書け” ”その時に初めて何が起きたか分かる”と 我が家では宗教と釣りの間に垣根がなかった 鱒が住む川が流れるモンタナのミズーラ 先住民が酒場や売…

災難をのがるる妙法

地しんは信(まこと)に大変に候。野僧(=私)草庵ハ何事なく、親るい中、死人もなく、めで度存候。 しかし、災難に逢(あふ)時節には、災難に逢がよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是ハこれ災難をのがるる妙法にて候。かしこ ~文政11(1828)年の越…

Perfumeにしつもん

「年齢を重ねて良かったなと思うことはありますか?」 いやほんまよかったことばっかよ。いいことばっかり。自分でやりたいと思ったことがその場でその日にできるし。それをやれるか実現できるかは自分にかかっとるだけじゃけぇ自分が行動すればいいだけって…

いろいろな集中

日本伝統工芸展をみた。 この集中して作っていく感じも祈りのようだな。 燃えあがる緑の木 全三部合本版(新潮文庫) 作者: 大江健三郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/07/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

やさしかった本

からだ中の力が抜けて重だるい。10時間寝ても眠い。食欲もない。気力もない。特に疲れる理由もないのにこれが更年期というものか。好きな本も読む気になれない。めちゃめちゃしんどい。 ちょっと休もうと寝転んだものの、いつもの癖で傍らにあった本を手に取…

かげきさん

直木賞をとる何年も前から、なんか自分自身が息苦しいっていうか、心にいらない札を張り付けてきちゃったのかなと。生まれたときは無垢の自分だったのに、傲慢であったり虚飾であったりね。人を踏み台にしたり。いろんなそういう札みたいなのを貼ってきて、…

のところ

古代においては神話的物語は生活に密着したアクチュアルなものとしてありました。人々の上部意識と下部意識は当時、まだはっきりと分別されてはいませんでした。しかし現代ではそれはおおむね「神話性」と「物語性」という二つのかたちに分割されてしまって…

いのり

注意力は祈り 重力と恩寵 (岩波文庫) 作者: シモーヌ・ヴェイユ,冨原眞弓 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/03/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る NHK 100分 de 名著 大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年 9月 [雑誌…

ぶつ道!

「過去からログオフ 現在にログイン これぞ仏道」 「阿弥陀さま、すべての人をフォロー中、南無阿弥陀仏でフォローバック!!」 「NO ご先祖,NO LIFE」 by 龍岸寺 池口龍法住職 ryuganji.jp ryuganji.jp

ふあんとか

生きている限り、不安はあって当たり前なんです。不安と同居できるようになるのが成熟でしょ。 僕はリクツは信用してない。そりゃリクツはそうなるよ、というだけの話で。 SNSは完全に中立な存在でしょ。ただし、入れているデータは現在のデータなんです。そ…

洋楽和訳

neverendingmusic.blog.jp

目にも耳にも涼しいDIY 

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