あおそら

自分のための走り書きらくがき帳 

2019-01-01から1年間の記事一覧

日々

あることの不思議さからは逃れられない。 道端の花が風にゆれる。 通りすがりの犬がこっち向いて笑う。 とても美しい。そして空しい。 ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書) 作者: 古東哲明 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2002/03/19 メディア: 新…

からだ

あえてそれを努力というのであればその都度その都度「違和感」を見つけていく行為がそうなんだと思いますね。 ~ p.41 脳を過剰に動かして生活している現代社会では、自然さをたくさん残した身体にお目にかかることはそうそうないわけです。 ~ p.71 一生懸…

あるやなしや

ジョセフ・コンラッドが書いているように、真の恐怖とは人間が自らの想像力に対して抱く恐怖のことです。 神の子どもたちはみな踊る~p.143 ドストエフスキーは神に見放された人々をこのうえなく優しく描きました。神を作り出した人間が、その神に見捨てられ…

小確幸

いつの頃からか村上春樹を読まなくなっていた。それはあることを境に小確幸がなくなったときからだった。 こないだ村上ラヂオを聞いてふと思い立ち、東京奇譚集を読んでいたらそれに気づいた。 あたたかい5月の午後にさらさらした風と鳥の鳴き声のなかで本を…

合成の娯楽

さつまいもとチーズの合体! おいしそう♬cookpad.com

個と集合

この男が疑問にも思わずやってきたこと それが悪を生んできた -中略- タイラーの計画は彼の理屈なりに筋が通っていた 何も恐れずに突き進む ムダなことはスルッと滑ってかわす 人は財布の中身でもファッションでもない ー中略ー お遊びでドン底に落ちるこ…

ヘビロテ中歌

先日村上ラヂオで紹介されていたこの曲。スパニッシュなコブシがたまらんです。かっこいい! Killing Me Softly With His Song (Mátame Suavemente Con Tu... Killing Me Softly With His Song (Mátame Suavemente Con Tu Canción) [Clean] (Album Version) …

ナビのやじるし

我々は頭の中にナビの矢印を持っている。だからそれを地図に乗せると、矢印は自分でしょう。そうじゃないですか。普通はそういうふうに考えないかなあ。 つまり、言いたいのは、自分というのはたかだかナビの矢印程度のものなんだということです。だけどこれ…

おなじとへんけん

動物は絶対音感を持っています。赤ちゃんも動物に近い状態ですから、生まれた時には持っている。世間では絶対音感があるとすごいと思われますが、そうではありません。絶対音感とは、全ての音が違って聞こえるということです。違いがわかるというのは、そん…

ねことようろうさん

信仰というのを考えると、論理的に言うと、それは一種の自己否定の逆ですね。信じるという行為と神さまという存在はイコールなんですよ。つまり神さまというのは正体不明だから、それを信じるという事は、要するに「信じているという事」を信じている。それ…

うむウム有無

www.youtube.com 量子の世界のこととして捉えていただけだったが、 よくよく考えれば、人間自身も量子的ふるまいをしてるということになるなー。

村上RADIO

こんなんやってたの。たのしみ♬ 村上春樹はむかしから短編が好み。 短編というか短文が。 最初の1行がすべてらしいデス。 そこから物語が紡がれていくのだとか。 www.bookbang.jp www.haruki-m.com

12月来たらば雪餅だ

伊勢千代紙も魅力。www.akafuku.co.jp

なつかしい絵がたくさん

落ち着く。 安田靫彦 (新潮日本美術文庫) 作者: 日本アートセンター 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1998/06/01 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (9件) を見る

おおぐりさん

マレーゲルマンは「許されることは義務である」とよく言っていました。 大栗博司 美内すずえ対談集 見えない力 梅若 実(能) 甲野善紀(古武術) 大栗博司(物理学)と語る 作者: 美内すずえ 出版社/メーカー: 世界文化社 発売日: 2018/10/25 メディア: 単行本 こ…

ふじわらせんせい

このシリーズおもしろい♬www.nicovideo.jp 数学者列伝 天才の栄光と挫折 (文春文庫) 作者: 藤原正彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2008/09/03 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 45回 この商品を含むブログ (21件) を見る 奇蹟がくれた数式 [DVD] 出…

じゅんすいこうい

私は研究活動を虫取りと同じ、純粋行為だと思っていたわけです。 純粋行為とは悪い意味では自己中心です。 個人のすべての行為が社会的な意味合いにおいてのみ把握される。これは世界全体の政治化ともよべる現象です。 ところがIT化、情報化だと、それがわか…

もりたさん

あえて機械を模倣するのは生命の惰性と習慣を抜け出し、より自由になるためである。 規則に服従することによって、人は習慣や惰性を逸脱していく力を手にする。 機械が人間よりも優れている点は、「無意味を恐れない逞しさ」を持つことだ。 「超知的な機械の…

たなかこういちさん

日本の独創が生まれる土俵については悲観は‥の質問に対して、質問を食うぐらいの勢いで「してません」と即答していた場面が印象的だった。 たなかさんが若い研究者の未来の可能性を確信して見続ける限り、イノベーションは必ず起こるらろう。 生涯最高の失敗…

この言葉!

「スタート地点は『今』だとよく言われるが、本当はそうではない。本当のスタート地点は、『あなたの死ぬとき』である。あなたの死ぬときから遡ってスタートするべきなのだ」 rigpa ameblo.jp

家族の短歌

こないだ手に取ったこの絵本は大当たり。 寺門孝之の絵がなんともこの世離れしていて夢の中にいるみたい。 納豆の大ドンブリ―家族の短歌 (めくってびっくり短歌絵本) 作者: 穂村弘,寺門孝之 出版社/メーカー: 岩崎書店 発売日: 2007/03/01 メディア: 単行本 …

ポチのリングイネ

<つくり方と材料> オリーブオイル にんにく 2かけ たまねぎ 中1コ 唐辛子輪切り 塩 こしょう ー以上を炒めせしめる- アンチョビ ジェノベーゼペースト -以上を混入し鍋の湯を足して乳化せしめるー ゆでたリングイネにオリーブオイルとおろしチーズをふ…

幸せでも不幸せでも

いつもの町田康節。 何分かに一回はツボにはまる表現があり吹き出してしまう。ばかばかしくて。 笑うと心の底からすっきりするものですね。 毎度鬱気味になる冬の季節にありがたい薬のようなシリーズ四作。 スピンク日記 (講談社文庫) 作者: 町田康 出版社/…

フィードバックの効用

フィードバックすること = 自己学習 = 自己コーチング さ、体重計乗ろ。 オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン ホワイト HBF-214-W 出版社/メーカー: オムロン(OMRON) 発売日: 2011/09/06 メディア: ホーム&キッチン 購入: 3人 クリック: 17回 この商品…

なぜ絵を描くか

ことばを爆発的に覚え始める三歳ごろから絵を描き始める。 進化の過程で何かを得ることは何かを失うことでもある。 慣用句など使わず表現すること。絵も小説も役に立たない意味のないところの方が表現としての面白さになる。 アーティスト自身も自分の概念の…

教科書に載った小説

むかしの小説のよさが味わえる本。 とてもいい。 編者はどんな人か気になり調べてみるとピタゴラスイッチの人だった。 教科書に載った小説 作者: 三浦哲郎,永井龍男,松下竜一,広津和郎,吉村昭,菊池寛,安部公房,吉村康,横光利一,リヒター,芥川龍之介,佐藤雅彦…

Children & YA Books

児童書がちょうどいい今日この頃。 画集は特に説明が簡便でわかりやすい。 これ以上の情報はいらない感じ。 ピーテル・ブリューゲル (世界の名画:巨匠と作品) 作者: ポールロケット,Paul Rockett,Babel Corporation 出版社/メーカー: 六耀社 発売日: 2016/07…

type  forme  modèle  moule  type de données  types de  hadrons

最初は変なかんじだったけど、すぐ慣れるんだ。いつもきちんとした服装をしてると、考え方や話し方も変わってくるんだよ。 NHKテレビテレビ旅するフランス語 2019年 03 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2019/02/18 メディア: 雑誌 この商品を…

のう

脳は常に否定的な考えをするでしょう。脳は悩み、苦しみ、悲しみ、迷い続ける。だから僕は、脳の支配から自由になるために肉体を優先するようにしています。 ~「創造&老年」p.328 年を取ってからのほうが、社会からの束縛がなくなるから、好奇心や冒険心に…

オルテガさん

私は、私と私の環境である。 そしてもしこの環境を救わないなら、私をも救えない。 オルテガ『大衆の反逆』 2019年2月 (100分 de 名著) 作者: 中島岳志 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2019/01/25 メディア: ムック この商品を含むブログを見る 熱狂…