あるやなしや
ジョセフ・コンラッドが書いているように、真の恐怖とは人間が自らの想像力に対して抱く恐怖のことです。
神の子どもたちはみな踊る~p.143
ドストエフスキーは神に見放された人々をこのうえなく優しく描きました。神を作り出した人間が、その神に見捨てられるという凄絶なパラドックスの中に、彼は人間存在の尊さを見いだしたのです。
神の子どもたちはみな踊る~p.154

- 作者: ジョゼフコンラッド,Joseph Conrad,黒原敏行
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/09/08
- メディア: 文庫
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