にこらてすら いぐちかずもとさん考

 

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レビュー欄より

yataro3600さんのレビュー

2014年1月4日に日本でレビュー済み

Amazonで購入
学者、科学者、御用学者、そして否定論者(工作員)。
専門家と言っても、現実に存在する研究者たちの業績や「目的」は様々だ。
専門家が「専門家」であるためには、以前の学者や研究にも通じていなければならない、という主張に強く同意する。
歌手や作曲家になる、ということと、「歌を歌うこと」「曲を作ること」とは同じではない。
「自分の思ったことを表現して伝える」ことは「誰でもできる」ことだ。
しかし、否定論者(工作員)はそれを否定する。
『歌手でもないのに歌を歌うな』『作曲家でもないのに曲を作るな』と。
残念なことに、「天動説の専門家」は現在は需要がない。
「任せる」ことは、それが忠実な相手だと信じて、はじめて行い得ることだ。
諸行無常の学問の世界において、自らが「天動説」を背負っている、という喜劇も十分にありえる。
キャッチアップできない理由はない。
問題は、本書で描かれているように、「既に使い古された」はずの電磁気学そのものに「簡略化による精度の劣化」が忍び込んでいる、ということだ。
一人ひとりが自由に、素直に考えることが、御用学者や否定論者の背負う「天動説」を吹き払う基盤となる。
sakaiさんのレビュー
2013年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待された本がやっと出た。理学博士によって書かれた、本格的なフリーエネルギー本である。内容は、期待以上の驚異的なものであった。
この本によって、フリーエネルギーの研究者は、堂々と世の中を闊歩できるようになると期待される。
 著者は物理学者であるが、その領域に留まらない、広い科学の見識を持った「Ph.D」いわゆる哲学博士である。もし筆者が大学生ならば、このような科学思想の講義を受けたかったところである。それから40年以上経った現在でも、この本のような科学思想を、講義できる教授は、今の大学にはいない。
またそれが、現代科学の基盤が、まったく進歩してない要因であろう。
結果、社会の停滞も招いてしまった。
 現代科学は、なぜ、すべての領域に渡って熱力学の「エネルギー保存則」によって牛耳られているか?
電磁誘導を発見したマイケル・ファラデーから、ニコラ・テスラに至る、エーテルの存在を基盤とする電気磁気学がなぜ封じられたのかが、豊富な文献によって明確に解説されている。
 また「熱力学と電気磁気学は、互いに独立している」という科学文献も紹介されている。これは、電気磁気学の応用分野である電気工学においては、熱力学の「エネルギー保存則」に縛られることなく、永久機関の製造も可能であることを意味する。
 最後の章における、生命に対する見識は、著者独自のユニークな解釈がされている。「生命の存在自体が、永久機関の身近かな実証例である」という結論は、鮮やかというべきであろう。
永久機関の存在に対し、巷の理学博士のように?マークを付けることなく、
明言しているところが、読んでいて痛快である。
 本書には、今までほとんど紹介されたことがないような、意外な科学文献が、ふんだんに提供されており、この点、どこにでもあって画一的な内容の多い科学本とは、一線を画するものである。
それ故に、この種の書籍を、薄っぺらな科学知識のみによってあざ笑ってきた、オタク風のインテリ層には、かなりショッキングな内容であろう。
 特に、第5章「エーテルを葬り去った男ーアインシュタイン」の中の数ページだけでも、本書を購入する価値は十分ある。