山によせて 富松良夫
ひかりのヤをはなつ朝
山は霧のなかに生れ
むらさきの山体は
こんじきの匂ひをもつ
あたらしい日を信じ
あたらしい世界のきたるを信じ
さらに深い山の発燃を信じ
にんげんの哀しさも
国の面する悲運のかげも
世界の精神的下降の現実も
わすれはてるわけではないが
いまこのあざやかな
朝のひかりのおぼれ
悠々と非情のツヨサにそびえてゐる
山にまなぼう
まつけん
僕は演じる人物のリサーチを徹底して行うのですが、そこに頼り過ぎてしまうとコピーにしかならないので、演じる前にリサーチした情報を捨てたり忘れるようにしています。今回も捨てていく作業をしてから演じたのですが、演じている途中で芝居をしている感覚自体を捨てていることに気づきました。
We
亀の夢をみた
映画ネバーエンディングストーリーのなかに出てくる賢者モーラのようなの
ボロボロの亀が数段重なってた
それがなにを意味するか自分にははっきり分かったがすぐ忘れた
惜しいことをした…
疑問が解けた瞬間だったのに
亀はなにかの象徴だった
Her でもいいわ
体がないのだから別にHerでもいいか