あおそら

自分のための走り書きらくがき帳 

ちよさん

何でも困ったなと思ふやうなことがあると、私は待ち構へてゐたやふに、一瞬間に、さっとその中へ飛び込む癖がある。どんなに好ましくないことからでも、逃げるのは負けである。真に逃れるためには、そのただ中へ進んでいくことだと思ふ。       

                    ~ by 宇野千代 

一ぺんに春風が吹いて来た (中公文庫)