2016-04-27 しんぼる 本とか 墓というのは文字や貨幣に似ていて、そのもの自体はきわめて具体的に見えるが、じつは徹底した抽象である。墓とはこういう形でなければ役に立たない。そんな機能的要請はない。丸だろうが三角だろうが、墓石だとわかればいい。シンボルとはそういうものであり、シンボルを扱う動物はヒトだけである。 ~身体巡礼 p.80 身体巡礼: ドイツ・オーストリア・チェコ編 作者: 養老孟司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/05/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (10件) を見る