いちばんよいもの
「いま曲がり角にきたのよ。曲がり角をまがったさきになにがあるのかはわからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。それにはまた、それのすてきによいところがあると思うわ。その道がどんなふうにのびているかわからないけれど、どんな光と影があるのか、どんな景色がひろがっているのか、どんな新しい美しさや曲がり角や、丘や谷が、そのさきにあるのか、それはわからないの。」
ヨノナカ成長物語であふれていて、それがさも素晴らしいことのように語られているけれど、はたしてそうか?とこれを読んで思った。
アンのみずみずしいことばにハッとする。