ぶれないよこおさん
「文藝」に掲載されていたらしい、小説家二人と横尾さんの対談を読んだ。
横尾さんは相変わらずおもしろかったけど、小説家二人はあんまりおもしろくないので読み飛ばした。
～以下引用～
でも、じゃあピカソに宗教心があるのかというと、わからないね。わからないけど宗教を超えてしまった宗教みたいなものがあるんでしょうね。宗教のワクのなかで宗教をやるのは小さいと思う。 ～「アトリエ会議」p.109
でもやっぱりみんなビジョンは信じないで、言葉を信じているよね。 ～「アトリエ会議」p.140
世間のルールを外したって面白くもなんともない。でも自分のルールを外すのは勇気がいるんですよね。大失敗するかもしれないし…でも大失敗していかないとダメなんですよね。 ～「アトリエ会議」p.168
小説と文学、美術と絵画、その共通点はどこにあるのか。端的に、小説には物語があって、美術にも物語がある。そんな言い方ができるけど、今みたいに両方とも物語なんてなくていいという世界にきてしまうと、僕はプロセスを残すんだけれども、
・・・以下略 ～「アトリエ会議」p.188
