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よこおさん

何かを行うということ自体、すでに目的が存在する。だからといって外部の目的を自分の内部まで持ち込むことはないだろう。

目的というのは本来客観的なものだと思うが、それを自分の中に移行させてしまうと急に主観的なものとなって、欲望や執着に変わってしまう。

(中略)

だからぼくはなるべく目的を自分の心の中に迎え入れないようにしている。いや迎え入れないよう努力しているのである。

          横尾忠則著「晴れのち晴」から