あおそら

自分のための走り書きらくがき帳 

よこおさん

科学は疑うところから出発するというが、信じるところから探求することだってあっていいのではないかと思う。

疑って疑った結果あの恐ろしい核を発明してしまったんだから、疑うことは何やら最も恐ろしい死に結びついてしまうとも限らない。

ぼくは芸術は信じることから始まると思っている。主題を信じ、様式を信じ、己自身を信じなければ創造は成立しにくい。信じることは同時に愛の獲得でもある。信じない、信じられないということは愛の欠如でもある。

ぼくは芸術も科学も同じだと思う。もし疑うところから芸術を出発させれば一体どうなるか考えてみてほしい。 

晴のち晴

晴のち晴