王陽明は、朱子の学とはちがって「いったい「物」というのは何ぞや」という、そもそもの論をしっかりと説いていた。 朱子は「物を理解し、その理をきわめる」と、いうけれども、物をみる自分の意識は「物」の外に厳然と存在しているものではない。「物」と、…
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