あおそら

自分のための走り書きらくがき帳 

流星ひとつ

藤圭子のことがとても好きになった本。

なんというかとても純粋な人なのだ。

子供のころを思い出すような気持になった。

流星ひとつ (新潮文庫)

流星ひとつ (新潮文庫)

 

 

さいぎょうさん

風になびく  

富士の煙の 

空に消えて

ゆくへも知らぬ 

わが思ひかな

 

西行 (新潮文庫)

西行 (新潮文庫)

 

 

ちよさん

何でも困ったなと思ふやうなことがあると、私は待ち構へてゐたやふに、一瞬間に、さっとその中へ飛び込む癖がある。どんなに好ましくないことからでも、逃げるのは負けである。真に逃れるためには、そのただ中へ進んでいくことだと思ふ。       

                    ~ by 宇野千代 

一ぺんに春風が吹いて来た (中公文庫)